夏は1年の中で最も日差しが強く、薄着にもなるので日焼け止め対策はしっかりとしたいですよね。そんな時に活躍するのが『日焼け止めクリーム』です。
でも、ちょっと待ってください。あなたはこんな経験はありませんか?
「なにコレ?日焼け止めを塗ったら、白いカスみたいなものがたくさん出てきた…」手にも付くし、なかなか落ちてくれないので嫌になりますよね。
[st-kaiwa1]日焼け止めを塗ると出てくる、この白いカスみたいなものは一体ナニ?[/st-kaiwa1] [st-kaiwa2 r]気になりますよね。実は日焼け止めで白いカスが出る原因は色々あるんですよ。[/st-kaiwa2]メイク前にこんな状態になってしまうと、本当に困ってしまいますよね。もう一度、洗顔からやり直さないとメイクもできません。
この記事では、日焼け止めを塗って白いカスが出る原因や、対処法についてご紹介します。
【原因】日焼け止めを塗ると白いカスが出るのはなぜ?

日焼け止めを塗って、白い消しゴムのようなカスがポロポロと出てくる原因は主に3つ。
[st-mybox title=”原因3つ” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]- 日焼け止めの成分によるもの
- 化粧水の成分によるもの
- スキンケアの直後に塗ってしまった
日焼け止めを塗って白いカスが出る原因について、一つずつ詳しく見ていきましょう。
日焼け止めの成分によるもの
日焼け止めの成分が原因になっていることも。日焼け止めの主成分は大きく分けて以下の2つです。
[st-midasibox title=”ポイント” fontawesome=”fa-check-circle faa-ring animated” bordercolor=”#FFC107″ color=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”” borderradius=”5″ titleweight=”bold” myclass=””]・『紫外線散乱剤』=粉体(パウダー)
光をはね返す。効果も肌負担も穏やかで敏感肌用は主にこちら。
粉なので、肌の状態やいくつかの環境要因によってカスが出やすい。
・『紫外線吸収剤』=油状成分(オイル)
熱などに変換して放出。効果も肌負担も大きめだが使用感は良い。
オイルなので透明で伸びも良く、カスが出にくい。
引用
紫外線吸収剤は、化学的な仕組みでエネルギーを吸収し、熱などのエネルギーに変換して紫外線が皮膚の細胞に浸透するのを防ぎます。 紫外線散乱剤は、物理的な仕組みで紫外線を散乱、反射させます。散乱剤(パウダー)が肌を均一に覆って紫外線を肌表面で反射、散乱させて紫外線の影響を防ぎます。
引用元:花王
特に敏感肌用の日焼け止めは、主成分が『紫外線散乱剤』である『酸化チタン』や『酸化亜鉛』が配合されています。紫外線散乱剤は粉なので、肌の状態やいくつかの環境要因でカスが出やすくなることも。
肌が乾燥していたりすると、日焼け止めの水分や油分が角質に吸収されやすくなります。すると日焼け止め成分が固まって白いカスが出てしまうことに…。
化粧水の成分によるもの
化粧品の粘度を保つために配合されている『ジェル化剤』という成分も白いカスの原因の一つ。以下の化粧品にはほぼ確実に配合されています。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]- 乳液
- クリーム
- ジェル化粧品(オールインワンゲルなど)
ジェル化剤には『保湿感やしっとりしたテクスチャーを保持するため』に非常に重要な役割が。こういった化粧品と日焼け止めを合わせて使うときには注意が必要です。
『水分を保持してジェル化する』という成分で、多すぎると一緒に使った製品の水分をジェル化してしまうことも。特に乳化系製品の乳化・分散安定性を損ねてしまいカスが出る原因になってしまいます。
スキンケアの直後に塗ってしまった
身支度を早くしたいからと、スキンケアをしてすぐに日焼け止めを塗ってしまうのも原因となります。化粧品が馴染まないうちに日焼け止めを塗ると、成分が固まり白いカスの原因になることも。
特に『オールインワンゲル』などは時短に便利ですが、日焼け止めを固めやすく白いカスも出やすくなります。ジェル化剤の配合は『ジェル>クリーム>乳液』なので、どうしてもジェル化粧品は固まりやすい…。
だからこそ、化粧品がよく馴染んでから日焼け止めを塗ることが重要になってきます。とはいえ、朝は時間がなくて、つい時間を置かずに日焼け止めを塗ってしまいますよね…。
【対処法】日焼け止めで白いカスが出ないようにするには?

日焼け止めを塗って白いカスが出ないようにするには、どうしたら良いのでしょうか?以下の対処をすることで、白いカスが出ることを防ぐことができます。
[st-mybox title=”対処法3つ” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]- 『紫外線散乱剤』を含まない日焼け止めを使う
- 化粧水をとろみのあるものからサラッとしたものに変える
- スキンケアをしてすぐに日焼け止めを塗らない
一つずつ解説していきます。
『紫外線散乱剤』を含まない日焼け止めを使う
『紫外線散乱剤』を含む日焼け止めは主成分が『粉』なので、どうしても白いカスが出やすくなってしまいます。そこで、『酸化チタン』や『酸化亜鉛』の紫外線散乱剤を含まない日焼け止めを使うようにするのも一つの手段。
『紫外線吸収剤』が主成分の日焼け止めは、オイル状なので伸びが良く白いカスが出にくいです。白いカスを出さないためには適した日焼け止めと言えます。
ただ『紫外線吸収剤』の特徴としては、日焼け止め効果は高いですが肌への負担も高め。紫外線を熱などのエネルギーに変えて放出するので、敏感肌の方が使うには注意が必要です。
化粧水をとろみのあるものからサラッとしたものに変える
化粧水は大きく分けて、とろみのあるものとサラッとしたものの2種類。とろみのある化粧水には『ジェル化剤』が含まれています。
『ジェル化剤』の主な成分は以下の4つ。
[st-mybox title=”主な成分” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]- カルボマー
- キサンタンガム
- (アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー
- ポリアクリル酸Na
化粧水を選ぶときには上記の成分を含まない、サラッとしたテクスチャーのものを選ぶようにしましょう。それだけでも日焼け止めを塗ったときの白いカスが出るのを防ぐことが出来ますよ。
スキンケアをしてすぐに日焼け止めを塗らない
もう一つの対策として、スキンケアをしてすぐに日焼け止めを塗らないようにしましょう。「朝は早くしないと時間が無いよ…。」と思うかもしれませんね。
なのでスキンケアをしたら、メイクをする前に朝食を食べるようにしてはいかがでしょうか?朝食を食べている間に化粧品が馴染むので、白いカスが出るのを防ぐことに繋がりますよ。
いつもの支度の順番を変えるだけなので難しくありませんし、試してみる価値はあるのではないでしょうか。
[st-kaiwa1]分かっているけど面倒だし、わずらわしいのはイヤだな…[/st-kaiwa1] [st-kaiwa2 r]大丈夫!簡単な日焼け止め対策がありますよ。[/st-kaiwa2]【根本解決】日焼け止めサプリで身体の中から徹底ガード!

日焼止め対策をもっと簡単に取り入れたいという人におすすめなのは『日焼け止めサプリ』です。1~3粒飲むだけと煩わしさがなく、朝飲むだけで長時間効果が続くものや小分けになっているものも。
バッグに忍ばせておけば万が一飲み忘れても思い出した時に飲めて便利ですよ。1年じゅう降り注ぐ紫外線をシャットアウトして、シミの元を作らないようにしたいですね。
絶対に日焼けしたくない人は、日焼け止めと併用するのもおすすめ。錠剤やドリンクタイプ・粉末タイプなど展開も豊富なので、自分に合ったものを探してみてはいかがでしょうか?
白く美しいプルプル肌で、ますますおしゃれが楽しくなりますね♪
わたしの体験談

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